【BB30のバカ】年の瀬にカーボンフレーム割った話

実は前々からFelt F2号には一箇所だけ手を加えたいところがありました。

それがこのBB。
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異音などの噂が絶えないBB30が採用されています。
組み上げるときから、KCNCのアダプターを使ってシマノのクランクを使えるようにしていました。

で、月に一つずつ部品やら工具を買って、ようやく必要なものが全て揃ったので、完全にBB30を使わない状態にしようとしていました。
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揃えたのは、FSAのBB30用アダプター、シマノのボトムブラケット、圧入工具です。
このアダプターを圧入することで、もう二度とBB30には戻ることができなくなります。

作業に入ります。
チェーンはジャマなので外します。ミッシングリンク用の工具を買ってみたら非常に楽でした。手も汚れないし。
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クランクも外しました。KCNCのアダプターが出てきました。シマノクランクが使えるのはいいけど、回転がどうも気に入りませんでした。手で回すと明らかに重いのです。それも今回の作業の理由の一つです。
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クランク外しました。中は特に異常はありません。
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アダプターは接着剤で固定となるので、念入りに掃除しました、。
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うちにはタオルが大量にあるので、こういう作業のときは使い捨てです。

はい、きれいになりました。
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ちなみにここで気付けば、今後の悲劇は起こらなかったはず。

さて、いよいよ圧入です。緊張する~(^^;
工具とアダプターをセットします。
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ここで気付けば今後の…(ry

そして、接着剤をぬりぬり…
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さ、乾く前にさっさと圧入するんだ!!
ここで慌てなければ今後の…(ry

最初のほうはゴムハンマーで軽く叩きながらアダプターがまっすぐに入るように修正していきます。
そして、もう大丈夫かなってところで、どりゃーっと圧入開始!!

…なかなか入らんな。

ということで、何も恐れず馬鹿力を発揮!!(相手はカーボンフレームなのに)

バキッ!!


あ…やっちまった…

でも、何を考えたのか、もうちょっと締めてみると…

ミシッ


あぁ、こりゃいかんわ…

と思い、アダプターを外します。…と思ったらなかなか外せないので反対側からアダプターを破壊するつもりで、たたき出しました。(ちょっと開き直ってる)

BBシェルをのぞいてみると…

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あぁ、なんか嫌なものが見える…
手で触るとカーボンが破損してささくれが指に当たるのがよく分かりました。
割れてるじゃん…
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圧入工具によって両側から押しつぶされて破損しています。
やってしまいました、BBシェルの破損です。

F2のBBシェルは、BB30のベアリングを受け止めるために写真のように段がつけてあります。
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キャノンデールの場合はここがCリングという金具になっていて、その金具を外せばすんなり圧入できます。
つまり段があるF2では物理的に圧入は不可能なのです。
そこに気付かず、ガッツリ力をかけたので今回の破損につながりました。
まぁ、あれだけの力をかけないといけなかった時点で早めに気付いてやめればよかったんですけどね。
仮組みができない一発勝負の作業だったうえに接着剤の乾燥を気にしすぎて突っ走りすぎました。
やっぱ作業は慎重かつ冷静にせんとダメやな~と思いました。
自転車人生最大の失敗です。公表するのは恥ずかしいと思ったけど、反省とF2に対する謝罪のつもりでここに残します。
タイトルに【BB30のバカ】といれたのは単なる八つ当たりです。
こんだけバカ力で締め上げたら普通のネジだってなめてダメになっていたことでしょう。

そんなこんなでどうしようかと悩んだ挙句、結局KCNCのアダプターを入れ込んで元に戻しました。
そのまま固定ローラーで力をかけてみたけど、特に問題は感じなかったので、年末の自転車通勤で乗ってみました。
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F2は室外保管はしたくないので、サドルに輪行袋をつけています。

事務所にでかい袋があるので、死体ではないか?とかいじられました。
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結局、往復約30kmの通勤では破損の影響は何も感じず、いつもどおりどころかいつものルイガノより軽快に通勤をこなしてしまいました。やっぱ走りが全然違うな感じたところです。
レース等でガンガン走るわけでもないし、力いっぱい走ることも無いので大丈夫なのかな~と感じました。

ただ、破損箇所が今後どうなっていくのかは完全に未知数です。BBは大きな力を受け止める部分でもあるし…。突然、BBがパカっとなくなるようなことはないとは思うのだけど…。
いつでも乗れる状態にはしてあるので、もうしばらく乗りつつ様子を見ていきたいと思います。
とりあえず、明日は坂を上ってみるつもりです。

あ~、なにやってんだろうな~。

とりあえず、落ち込んではいません。
今後も自分で作業はしていくと思います。こんだけバカなことをやってしまったけど(^^;

以上、年の瀬にやらかしたすんげぇことでした。
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[ 2015/01/16 12:40 ] Felt F2(2011) | TB(0) | CM(7)

楽観視して事故が起きてからでは遅いですよ?
自己責任といえばそれまでですが自己責任で終わる事故とは限らないでしょう

一度プロの目を通した方がいいんじゃないでしょうか?
[ 2015/01/17 18:18 ] [ 編集 ]

>1さん

貴重な意見をありがとうございます。
重く受け止めています。
フレームとしては『全損』なのだと思っています。
万が一のことまで考えて行動すべきですね、ありがとうございます。
[ 2015/01/17 22:31 ] [ 編集 ]

なんとまぁ~ そんなことあったんすか・・・
ワタクシのバイクより高級車ですけになぁ カーボンが故に・・・ってことかな?
おっとう~「ミッシングリンク用の工具」よさそうですね・・
いくらミッシングリンクとはいえ外すのは面倒ですからね 参考になりました39☆
[ 2015/01/18 20:36 ] [ 編集 ]

>ILmoonさん

なんとびっくりこんなことがありました(^^;
カーボン製だから割れるという結果になりましたが、ネジ式のBBでもネジ山をつぶしていたのではないかと思います。それくらいの力で締めこみましたから。

ミッシングリンクの工具はかなり便利だと思いました。
今まで手でグニグニやって外していたけど、これだと確実にしかも手を汚さず一瞬で外すことができます。
これだけのための工具だけど、意外と値段も安かったのでこの便利さを買ったと思って使っています!
[ 2015/01/18 22:22 ] [ 編集 ]

やっと意味がわかりました

貴殿のBB30のシェルは、僕のF5やキャノンデールと違って、
シェル内のリング挿入箇所に段差があるタイプなんですね。
要するに同じBB30規格だけれども、ちょと特殊な形なんですね。
KCNCアダプターのシェル内に入る太い部分が、段差の手前までの長さ、
つまりベアリングの幅の分より小さいから、問題なく挿入できるですね。
[ 2015/06/07 06:50 ] [ 編集 ]

>レーさん

そういうことなんです。
予想外の作りで油断しました…(^^;;
ほんとBBの規格は統一して欲しいと感じています。
それぞれの考えはあると思いますが、消費者個人としてはめんどくさいばかりです…。
[ 2015/06/07 20:41 ] [ 編集 ]

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[ 2015/12/07 21:18 ] [ 編集 ]

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